山東省概要 |
省都 |
済南 Qi'nan |
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略称 |
魯 Lu |
面積 |
15万平方キロメートル |
人口 |
約7805万人。 |
気候 |
温帯モンスーン気候に属し、降水期は夏季に集中している。春と秋が短く、冬と夏が長い。年間平均気温は11℃〜14℃。洪水などの自然災害が多い。 |
主な都市 |
青島市、東営市、煙台市、済寧市、泰安市、威海市、日照市、徳州市など。 |
概要 |
- 工業、農業ともに比較的発達しており、黄金の貯蔵量が全国トップ。また、石油工業も期待されている。
- 春秋時代は斉と魯等の国に所属していたので、そこから魯と言う略称がついた。
- 孔子、孟氏の二代聖人を生んだ儒教の中心地。
- もともと山東は太行山脉の東側全域をさしたが、金代以降は行政区域として限定されるようになった。
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産業ホットスポット |
機械電子、家電、冶金、軽工業、紡績、食品、コンピューター、遠洋輸送、遠洋漁獲、農業栽培・養殖、水産養殖・加工、材木伐採・加工、観光、商業、飲食業、医療・保健、融資・企業誘致、プロジェクトの整備など。 |
その他優遇措置 |
1.指導者責任制の確立
重要な外資利用プロジェクトに対し行政長官連係責任制、最高責任者作業推進制、現場での事務処理制などの作業制度をつくり、指導者はすべての重要プロジェクトに、自ら関与し、外国投資家が建設、生産、経営の中でぶつかった問題を滞りなく解決し、大きな紛争を自らの監督のもとで処理する。
2.外国投資家の苦情に対する法整備
- 「山東省外国投資家の苦情処理方法」を公布し、外国投資家のための苦情受付機構の受理職責、処理の原則、手続きのプロセス、期限、責任・監督などについて規定し、外国投資家の苦情の受理と処理の作業を規範化、制度化、法制化している。
- 同省の各市には13カ所の外国投資家苦情受付センターを設置した基礎の上で、「WTO加盟対応のために山東省が全面的に実施する全面的経済グローバル化戦略行動綱要」に基づいて、その他の各市が外国投資家苦情受付センターを設置するよう促し、省内の外国投資家苦情処理ネットワークを形成し、優れた高効率のサービスの環境をつくることにしている。
3.審査許可制度の改革
- 国の法律・法規に基づいて、外国投資企業の審査・許可手続きを簡略化し、審査・許可の手続きの期日を短縮し、奨励類、認可類プロジェクトのフィージビリティー・スタディ・レポートと契約、規約に対し対外経済貿易部門が一括して審査・許可をおこなう。
- 「ワンストップサービス」をさらに改善し、特に多国籍企業の投資プロジェクトに対してグリーン・ルート制度を実行し、専門要員が追跡サービス責任者を担当し、審査・許可の効率を高める。
- 政務公開をさらに実行し、事務の手続き、スタッフの職責、必要な期日を公開する。外国投資家に対する最初に応対した人が責任を持つ責任制とサービス提供約束制を推し進める。
4.外国投資家懇談会制度の確立
- 各市では数多くの重点外国投資企業を確定し、それを懇談会の主要メンバーとし、このようなやり方を通じて外国投資家が生産経営の中でぶつかった実際の問題を聴取する。
- 外国投資家・ビジネスマンが生産、生活、安全などの面での問題解決に協力し、外国投資家が山東省に投資した際に自分たちの国で投資しているのと同じような便利さを感じるようにする。
5.人材の導入と育成
同省は各市が自らの情況に基づいて、住宅、科学研究、待遇、子女の就学などの面で優遇政策を制定し、海外留学経験者、企業誘致、資本運営など面のハイレベルの人材が山東省に来て創業するよう奨励し、外国投資企業が人材を招聘することに協力する。 |